和歌山の生醤油なら天保時代創業のあの店
和歌山県は湯浅にある株式会社角長は、天保時代から生醤油づくりをしている有名な企業です。
また、自社で販売もしています。
今回は、そんな生醤油の歴史について、角長のWEBページからお送りしたいと存じます。
鎌倉時代に、ある禅僧が中国から帰ってきた際に日本に広められたと言われています。
それが、「経山寺味噌」の製法です。
その後、湯浅の水が製造に合っている事がわかり、この地が醤油作りの発祥の地となりました。
その後、室町時代から安土桃山時代にかけて「商品」として出荷される様になります。
この頃、醤油と言いう言葉が確立し、醸醤家が誕生しました。
彼らは、戦国期の戦場で兵糧米の献上を行う等、活躍を見せました。
江戸期に入り、紀州藩の奨励で湯浅では、100軒近い醤油屋が商売を行っていました。
現在は大手メーカーの進出で大量生産の時代となり、伝統的な製法を行う店は減少しましたが、株式会社角長は「湯浅たまり」の製造手法を今も伝えています。
以上が、天保12年創業の和歌山県にある株式会社角長の、生醤油づくりの歴史についてでした。